3分で分かるbinance銘柄

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binanceレバレッジトークンの話

今日はbinanceレバレッジトークンの話をします

 

binanceレバレッジトークンとは。ビットコインを例にします。
・BTCUP BTCDOWN 2種類のトークンがあります
・名前の通り、UPはBTC価格が上がるとBTCUPの価格は上がります。DOWNはBTC価格が下がるとBTCDOWNが下がります。
・上がり幅、下がり幅は通常に比べ1.5~3.0倍になるように設定されていてアルゴリズムによって管理されています
・UPトークンを仮に持っていたとして、上がるときは1.5倍、下がるときは3倍となり。下がりのほうがキツく、思ったようなトレード実績につながらない場合が往々にしてある
・毎日管理手数料がかかる

これが基本動作になります。

問題となるような動作になるときもあります。
例えば、1.5倍のスピードで徐々に上がっていたが、3.0倍のスピードで下がった場合、上がっていた分を殺してすごい勢いで下がっていくことがある。
急騰や急落などで売り買いが殺到した時にレバレッジに問題が起きる

ADADOWNの例。5/19日の暴落時、ADADOWNは6ドルにまで上がり、元の価格の80% DOWNまで値を下げます

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adadown

このときはこんな感じ

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ada

ADAの値段は下がってますが、UPは29%ダウン、DOWNは81%ダウンと両方とも値段を下げています。
UPが下がるのは理解できますが、DOWNもえらく下がってます。何が起きていたんでしょうか?

ここからは事実と仮説が混じります。
5/19の暴落時、ADADOWNには強い買い、ADAUPには強い売りが出ます。レバレッジの目標値とは大きくずれた形で進行することになります。
このため、アルゴリズムは目標値に近づけるため、多量のADADOWNトークンを発行し、目標値に近づくように調整を行います。しかし多く発行しすぎてADADOWNの価格はガクッと値を下げることになります。
そのため、ADAUP/ADADOWNともに値段を下げることになります。

こうして、多くのUPトークンDOWNトークンにて価格の崩壊がおきたわけです。

結論:レバレッジトークンは長く持ってはダメ。短期でサッと勝負する。暴落暴騰時のリスクはでかい。

という話でした。
この話には少し続きがあって、私はDOWNを買っていたんですが、この暴落に巻き込まれています。
しかし、binanceにクレームを送ったところ、買った時点の価格のUSDTで補償をしていただいています。binanceサイコー。